エアコンの異音・異臭を徹底解説|症状別の原因・対処法と放置リスク、買い替え判断まで
エアコンから「カタカタ」などの異音や、「カビ臭い」「焦げ臭い」といった異臭がする場合、内部で異常が起きているサインかもしれません。放置すれば故障の悪化や修理費の高額化、健康被害につながる恐れもあります。この記事では、症状別の原因と対処法、放置が危険なケースの見極め、応急処置の目安をわかりやすくまとめます。
目次
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エアコンから聞こえる異音の原因と対処法
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エアコンから漂う異臭の原因と対処法
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異音・異臭を放置するリスク
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自分でできる応急処置と注意点
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業者に依頼すべきタイミング
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買い替えを検討すべきケースとメリット
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不要になったエアコンの賢い処分・出張買取活用法
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まとめ
エアコンから聞こえる異音の原因と対処法
エアコンの「カタカタ」「ガタガタ」「ブーン」といった音は、そのまま使い続けると故障や修理費増加につながることがあります。音の種類別に原因と対処を確認しましょう。
カタカタ・ガタガタ音
主な原因
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フィルターの装着不良
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室内機内部パーツの劣化や取り付け不良
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ファンやカバー周りへの異物混入(ホコリ・ゴミ・虫など)
チェック方法
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電源を切ってフィルターの装着状態を確認
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カバーやファンのガタつきを軽く確認
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目視で異物の有無をチェック
応急対処
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フィルターやカバーを正しく装着
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異物を慎重に除去
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緩んだネジを軽く締め直す(無理な力はNG)
プロに相談する目安
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対処後も異音が続く
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内部パーツ劣化や取り付け不良が疑われる
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長期使用で交換部品が必要になりそう
ブーン・ウィーン音
主な原因
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モーターやコンプレッサーの回転音
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内部ベルトの摩耗・劣化
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小さめの音はルーバーやファンの正常動作音のことも
チェック方法
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室内機・室外機それぞれの運転音を確認
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ルーバーの角度・可動範囲を確認
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振動や異常なうなりがないか注意深く聞く
応急対処
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室内機・室外機の周囲を整理し接触物をなくす
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触れられる範囲で障害物を取り除く
プロに相談する目安
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異音が継続・悪化する
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摩耗・劣化が疑われる
ポコポコ音
主な原因
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ドレンホース内の水流・気圧差
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エアカットバルブの取り付け不良・位置ズレ
チェック方法
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室内機下に水たまりがないか確認
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ドレンホースの折れ・詰まり・勾配、エアカットバルブ位置を確認
応急対処
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ドレンホースの位置・勾配を整える
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エアカットバルブを正しく取り付け直す
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未装着なら新規取り付けを検討
プロに相談する目安
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改善しない、水漏れや配管不良が疑わしい
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排水・配管修理が必要になりそう
Q. 雨の日だけ音が大きいのは?
原因の例
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室外機のファンや基板に雨水がかかり運転音が増幅
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ドレンパンや排水経路に雨水が逆流してポコポコ音
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室内外の気圧差(換気扇使用時に起こりやすい)
対処法
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室外機周囲の排水・通気を確保
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ドレンホースの流れをチェック
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窓を少し開けて気圧差を緩和
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大きな異常音が出る場合は使用を止めて業者へ
エアコンから漂う異臭の原因と対処法
「カビ臭」「焦げ臭」「酸っぱい臭い」は、内部のカビや劣化、排水・配管の問題が原因のことがあります。
カビ臭
主な原因
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結露でフィルターや熱交換器にカビが繁殖
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食べ物・油・タバコ・汗・ペット由来の汚れが栄養源
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ドレンホース内の虫や汚れ
チェック方法
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フィルター、送風口、ルーバー、カバーのカビ・汚れを確認
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運転中に湿った臭いが強くなるか確認
応急対処
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取り外せる部位(フィルター・送風口・ルーバー・カバー)を清掃・乾燥
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ドレンホースに防虫キャップを取り付け
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送風運転や専用クリーナーで軽く乾燥(無理な分解は避ける)
プロに相談する目安
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臭いが改善しない
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熱交換器・ドレンパン・ホースなど手の届かない部位にカビが広がっている
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分解洗浄や部品交換が必要
焦げ臭
主な原因
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電気配線・基板の過熱・劣化
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モーター内部の摩耗・摩擦
チェック方法
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室内機から焦げ臭が強いか
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煙や火花の有無を確認
応急対処
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直ちに電源を切って使用中止
プロに相談する目安
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焦げ臭が続く、または煙・火花を確認した
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内部の電装部品交換・修理が必要
酸っぱい臭い
主な原因
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ドレンパン・排水配管内の雑菌繁殖
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結露水の滞留による化学反応や雑菌発生
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カビ由来の酸っぱい臭い
チェック方法
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室内機下の水たまりの有無
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ドレンホースや排水経路の折れ・詰まり
応急対処
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ドレンパン・ホースを清掃し水・ゴミを除去
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配管・排水の流れを整える
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清掃後、窓を開けて最低温度(16~18℃)で短時間冷房運転→運転後は送風で乾燥(約30分)
※重度のカビ・詰まりは清掃が先決
プロに相談する目安
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改善しない、手の届かない配管清掃・部品交換が必要
Q. 暖房だけ臭い/冷房だけ臭いのはなぜ?
原因
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暖房:内部の水分が蒸発し、残留汚れ・雑菌・カビが臭う
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冷房:結露が多く、ドレンパンや配管内で雑菌繁殖
対処法
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フィルター・送風口の清掃
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ドレンパン・排水経路の掃除
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冷房最低温度運転→送風で内部乾燥
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改善しなければ業者へ
異音・異臭を放置するリスク
故障・費用増
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異音=摩耗や緩みのサイン。放置で劣化進行
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異臭=カビ・汚れ蓄積。腐食や配管不良の誘発
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汚れで電気効率が低下し電気代増、設定温度に達しにくい
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放置ほど修理範囲が拡大し高額化
健康への影響
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カビ・雑菌はアレルギーや呼吸器への悪影響の原因に
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酸っぱい臭い・焦げ臭の長期曝露は不快感や健康リスク
安全リスク
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焦げ臭は過熱のサインで発火・火災の危険
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大きな異常音は部品破損や運転停止のリスク
自分でできる応急処置と注意点
できること
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フィルター・送風口・ルーバー・本体カバーの清掃
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ドレンパン・排水口周りの水・ゴミの拭き取り、配管の流れを整える
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軽度の異臭は換気し、冷房最低温度で短時間運転→送風で乾燥
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異音は周囲の異物除去、軽いネジの締め直し
注意点(自己判断の限界)
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内部パーツやドレンホースの深部は触れない
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焦げ臭・大音量の異常音が続く場合は運転停止
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改善しない/悪化するなら専門業者に点検・修理を依頼
業者に依頼すべきタイミングと判断基準
依頼を検討するケース
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異音が続く・悪化(取り付け不良・劣化の疑い)
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異臭が改善しない(カビ・酸っぱい臭い・焦げ臭)
特に焦げ臭・煙・火花は即停止し点検へ -
水漏れや配管トラブルが解消しない
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使用年数が長く部品交換が必要、または供給終了の可能性
判断のポイント
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安全性最優先:焦げ臭・異常音・水漏れは即停止
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改善可否:応急処置で改善しないならプロへ
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経済性:修理費と買い替え費を比較し長期的に合理的か判断
買い替えを検討すべきケースとメリット
買い替え検討の目安
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異音・異臭が頻発し使用に支障、修理しても再発
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使用10年以上で部品供給終了・修理困難
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基板・モーター交換など修理が高額(数万円以上)
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電気代が増加し省エネ性に不満
買い替えメリット
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省エネ性能向上で電気代節約(年間数千~数万円の削減も)
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空気清浄・除湿・自動清掃など快適機能が充実
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故障リスク・維持コストを低減し安心して使える
※迷う場合は「エアコンが寿命かも?買い替えか修理か、迷ったときのチェックポイント」も参考に。古いエアコンの処分は下取り・買取を活用すると費用や手間を抑えられます。
不要になったエアコンの賢い処分・出張買取活用法
出張買取のメリット
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自宅まで査定・回収に来てもらえる(運搬の手間なし)
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状態によっては買取価格が付く(処分費の節約に)
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室内機・室外機をまとめて対応、取り外しが難しい場合も安心
事前準備でスムーズに
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リモコン・電池・付属品を揃える
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本体やフィルターを簡易清掃して印象アップ
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配管・ホースの残置や水抜きを可能な範囲で整理
依頼時のポイント
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複数社で査定比較し納得の価格へ
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買取だけでなくリサイクル可否も確認(環境配慮)
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運搬・設置トラブルの心配が少なく安心
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まとめ
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エアコンの異音・異臭は放置厳禁。故障悪化、電気効率低下、健康・安全リスクにつながる可能性があります。
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軽度なら清掃や排水周りの整え、短時間の最低温度運転→送風乾燥で改善することもありますが、改善しない・悪化する・焦げ臭がする場合は使用を中止して専門業者へ。
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古いエアコンは出張買取を活用すれば、手間と費用を抑えつつ安全に処分可能。高く売るタイミングや注意点は「エアコン買取で失敗しない!高く売るタイミング・特徴・注意点を徹底解説」も参照してください。
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カイトルから
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