エアコンは夏や冬の暮らしに欠かせない家電のひとつです。
でも、長く使っていると「冷えが悪い」「音がうるさい」「効き始めるまで時間がかかる」など、気になる変化が出てくることも。
「これって寿命?」「修理すればまだ使える?」「いっそ買い替えるべき?」
そんなふうに迷った経験はありませんか?
今回は、エアコンの寿命を見極めるポイントや、買い替えと修理の判断材料をわかりやすくご紹介します。
さらに、状態によっては“売却できる可能性”についても触れていきます。
エアコンの寿命は一般的に約10年程度と言われています。
これは家庭用エアコンの平均的な使用年数であり、実際には使用環境やメンテナンス状況によって前後します。
たとえば、湿気の多い場所や頻繁に使う家庭では、劣化が早まることがあります。
一方で、使用頻度が少なく定期的に掃除をしていれば、10年以上快適に使えるケースも少なくありません。
また、法律上の耐用年数は6年とされており、これは主に法人が減価償却を行う際の基準ですが、一般家庭でもこの期間を過ぎると故障リスクが高くなる目安と考えられています。
エアコンは精密機械であり、内部のコンプレッサーや冷媒回路、ファンなど多くの部品で構成されています。
これらが劣化すると冷房・暖房効率が落ちたり、異音や故障の原因になります。
エアコンの寿命に気づかず使い続けると、気づかぬうちに電気代が増えたり、ある日突然動かなくなることも。
そうならないためにも、早めの見極めが大切です。
エアコンが寿命を迎えつつあるとき、いくつかのわかりやすいサインが現れます。
以下のような症状が見られる場合は、修理や買い替えを検討するタイミングかもしれません。
◎冷え・暖まりが悪くなった
設定温度にしてもなかなか効かない、効き始めるまでに時間がかかるといった場合は、内部の冷媒ガスやコンプレッサーの劣化が原因の可能性があります。
◎異音や振動がする
運転中に「カタカタ」「ブーン」といった異音がする場合、ファンやモーター、配管のズレなどが原因と考えられます。
経年劣化による典型的な症状です。
◎水漏れや結露が目立つ
室内機から水が滴る、結露がひどいといった場合は、ドレンホースの詰まりや内部部品の劣化が原因です。
長年使っているエアコンに起きやすいトラブルです。
◎リモコン操作が効きにくい/本体が反応しない
リモコンの故障だけでなく、本体の受信部や基板に不具合がある可能性もあります。
電子系統の不調は寿命のサインのひとつです。
◎電気代が急に高くなった
冷暖房の効率が落ちていても気づきにくいですが、電気代の上昇は効率の低下、寿命のサインとしてよく見られます。
消費電力が増えることで、ブレーカーが落ちるなどのトラブルにつながることもあります。
こうした症状が1つでも当てはまると不調のサインですが、すぐに「寿命だ」と決めつける前に、まずはセルフチェックで確認しておきたいポイントもあります。
次の章では、修理や買い替えを検討する前に見直しておきたい項目をご紹介します。
エアコンの調子が悪いと感じたら、すぐに修理や買い替えを決める前に、まずは以下のポイントを確認してみましょう。
意外な原因で、故障ではない場合もあります。
◎フィルターや内部のお掃除はできていますか?
ほこりがたまると風の通りが悪くなり、冷暖房の効きに影響します。定期的なお掃除で快適さを保ちましょう。
◎リモコンの動作に問題はありませんか?
操作が反応しない場合はリモコン故障の可能性もあります。
電池交換やリセットを試してみてください。
◎霜取り運転の影響はないか確認を
冬場は霜取り運転で一時的に温風が止まることがあります。
数分待てば通常運転に戻るので、慌てず様子を見ましょう。
◎ブレーカーが落ちていないかチェック
電源周りのトラブルも多いので、念のため確認しましょう。
◎室外機の周りは風通しよくなっていますか?
すだれやカバー、障害物などで室外機の吹き出し口を塞ぐと冷暖房の効率が悪くなります。
風通しの良い状態を保ちましょう。
これらを確認しても改善が見られない場合や、複数の症状が同時に出ている場合は、修理や買い替えの検討が必要かもしれません。
次の章では、それぞれの選択肢をどう判断すべきかをご紹介します。
エアコンに不調が出たとき、すぐに買い替えるのではなく、まずは「修理で対応できるかどうか」を見極めることが大切です。
以下のようなケースでは、修理で問題が解決する可能性があります。
【修理した方がいいケース】
◎使用年数が比較的浅い(5年未満)
保証期間内であれば無料修理が可能な場合もあります。
年式が新しい場合、部品の在庫もあり修理対応しやすいです。
◎明確な故障原因が特定できる場合
たとえば「リモコンの反応がない」「ドレンホースの詰まりによる水漏れ」など、単純な故障であれば費用も抑えられます。
◎修理費が明らかに安く済むとわかっている場合
専門業者に見積もりを依頼し、修理費用が1万円以下程度で済むようであれば、延命策としては有効です。
【買い替えを検討すべきケース】
◎使用年数が10年を超えている
部品の供給が終了していることも多く、修理対応できない可能性も。
仮に修理できても、他の箇所が次々故障するリスクがあります。
◎複数の不調が同時に出ている
冷えにくい・異音・水漏れなどが重なっている場合は、根本的な劣化が進んでいる可能性が高く、買い替えのタイミングです。
◎修理費用が高額になる見込み
5万円を超えるような修理費がかかるなら、最新モデルへの買い替えを検討したほうがランニングコストや性能面でもメリットがあります。
エアコンの修理と買い替えで迷っているなら、まずは最新モデルの進化を知っておくのがおすすめです。
ここ数年で、性能・省エネ性・快適性のすべてが大きく進化しています。
◎ 電気代をグッと節約できる
最新の省エネ型エアコンは、旧モデルに比べて消費電力が大幅に削減されています。
年間数千円〜1万円以上の節電効果が期待でき、修理して使い続けるよりも長期的にはお得になるケースもあります。
◎ 快適さがまるで違う
温度の自動調整や空気清浄、スマホ連携など、日々の暮らしを快適にする機能が充実しています。
寝室用なら「静音重視」
子ども部屋なら「空気清浄機能付き」
など、使う場所や家族構成に合わせて選べるのも魅力です。
◎ 環境にもやさしい
最新モデルの多くは環境負荷の少ない冷媒を使用しており、エコ性能も向上しています。
地球にやさしいだけでなく、省エネ性能にも貢献しています。
◎ 安心のアフターサービス
買い替えを機に、メーカー保証が更新されるのもポイントです。
長期保証や設置後サポートが手厚いモデルも多く、修理に比べて安心感があります。
「まだ動くから修理でいい」と思いがちですが、毎日使うものだからこそ、快適さ・コスト・安心感を考えると買い替えには大きな価値があります。
まだ使えるエアコンを処分してしまうのは、意外と損をしているかもしれません。
実は、古いエアコンでも需要があり、買取してもらえるケースは多くあります。
家電量販店などの下取りサービスもありますが、下取りは新しいエアコンの購入が条件であることが多く、現金化の自由度は低い場合があります。
処分する際には、家電リサイクル料金や運搬費用がかかり、自分で取り外す手間も発生します。
一方、買取を利用すれば、これらの費用や手間を省けるだけでなく、状態によっては現金化も可能です。
◎【知っておきたい】買取のポイント
年式が若干古くても正常に動作すれば査定対象になります。
人気の高いメーカー(ダイキン、パナソニックなど)は中古市場でも評価が高く、古くても価値が残りやすいです。
◎【忙しい人も安心】出張買取のメリット
取り外しや運搬の手間が不要で、業者がすべて代行します。
室外機が高所や壁面に設置されている場合も安心して任せられます。
ご高齢の方や忙しい方、女性の一人暮らしでも気軽に利用可能です。
「どうせ処分しかない」と思っていたエアコンでも、買取の可能性は十分にあります。
まずは無料査定で価値を確認してみることをおすすめします。
当社の出張買取は取り外しや運搬もすべてお任せいただけるため、ご高齢の方や忙しい方でも安心してご利用いただけます。
まずは無料査定から、ぜひカイトルまでお気軽にご相談ください。
【公式LINE】 【お問い合わせフォーム】
無料査定は、エアコンの価値を知るうえで便利なサービスです。
しかし、安心してスムーズに利用するためにはいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
◎査定結果が必ず売却価格になるとは限らない
査定はあくまで目安であり、最終的な買取価格は実際の状態や市場の相場によって変わることがあります。
納得できない場合は、無理に売る必要はありません。
◎事前準備で査定をスムーズに
エアコンの型番や製造年、付属品の有無などの情報をまとめておきましょう。
また、動作確認ができる状態にしておくとより正確な査定が可能です。
◎信頼できる業者を選ぶことが重要
安易に決めず、業者のサイトや実績をよく確認しましょう。
訪問査定の場合は、身分証明や名刺をきちんと提示する業者を選ぶと安心です。
◎査定当日の対応ポイント
査定員の説明をよく聞き、疑問点は遠慮せず質問しましょう。
また、査定後すぐの契約を強要される場合は注意が必要です。
無料査定は賢く利用すれば、お得にエアコンを手放す第一歩となります。
詳しいタイミングや注意点については、【エアコン買取で失敗しない!高く売るタイミング・特徴・注意点を徹底解説】の記事もぜひご覧ください。
エアコンの寿命は一般的に10年程度とされており、調子が悪いと感じたら、まずは掃除やリモコンなどの簡単なチェックを行いましょう。
症状が続く場合は修理か買い替えを検討するタイミングです。
最新モデルへの買い替えは省エネ性能や快適機能が大幅に向上しており、長期的にはお得になることも多いです。
また、古いエアコンでも動作すれば買取対象となるケースが多く、処分よりも「売る」ことをおすすめします。
当社の出張買取は取り外しや運搬も代行し、ご高齢の方や忙しい方にも安心してご利用いただけます。
まずは無料査定でエアコンの価値を確認し、賢い選択をしましょう。
出張買取カイトルのお役立ちコラムです。冷蔵庫売りたいけどどうやって売るの?高く売るコツは?処分より売った方がお得?など、家具家電にまつわるお役立てできる情報を発信しています!
TOP