24時間、常に稼働している冷蔵庫。生鮮食品や飲料を保管するために欠かせない家電です。
しかし、いきなり故障する恐れもあるため、できればその前に買い替えたいところ。
そこでこの記事では、冷蔵庫の平均寿命や買い替えのサインについて解説します。耐用年数の概要にも触れているので、ぜひ参考にしてください。
中には20年〜30年以上、同じ冷蔵庫を使い続けている方もいます。定期的にメンテナンスをしたり、丁寧に開閉したりしていれば長く使うことも可能でしょう。
しかし、最新モデルの冷蔵庫と比べると性能は見劣りします。新しい冷蔵庫は節電性能が高いだけでなく、AIによる管理や提案といった機能も搭載されています。
また、冷蔵庫をはじめとする家電には「耐用年数」が定められています。買い替えの目安にもなるので、詳しく見ていきましょう。
「耐用年数」とは国が定めている設計上の標準使用期間であり、冷蔵庫は6年となっています。主に確定申告の時に用いる指標で、6年間かけて減価償却しなければいけません。
なお寿命とは異なる年数なので、実際は6年を超えても使い続けることが多いでしょう。
メーカーやモデル、普段の使い方によって冷蔵庫の寿命は前後しますが、一般的な目安は8〜12年です。ただし、冷蔵庫の部品保有期間は9年と定められています。
部品保有期間とは「全国家庭電気製品公正取引協会」が定めているもので補修・修理用の部品を保有する期間です。
つまり、9年経過すると部品の流通がなくなり、対象の冷蔵庫の修理が困難になるのです。なのでその前に買い替える方が安心といえるでしょう。
今まで問題なく使えていた冷蔵庫が突然、寿命を迎えることもあります。故障すると食品の管理や移動が大変なので、できればそうなる前に買い替えたいところ。
例えば、次のようなサインを発見したら買い替えを検討しましょう。
・耐用年数を超えた
・中が冷えない
・氷ができない
・異音が聞こえる
・水漏れしている
それぞれの詳細を解説していきます。
冷蔵庫の寿命は8〜12年が目安ですが、中には20〜30年以上使い続ける方もいます。しかし部品保有期間である9年を超えると修理が困難になるため、その前に買い替える方がいいです。
その時、基準になる要素が耐用年数です。耐用年数は6年なので寿命と比べるとやや短いですが、このタイミングで次の冷蔵庫を探し始めるといいでしょう。
冷却機能の低下が原因で、中が冷えなくなります。冷蔵庫の設置場所や開閉頻度も影響しますが、以前と比べて明らかに冷えない場合は寿命が近付いているサイン。
見落とすと生鮮食品が傷んだり腐ったりするので、定期的に冷蔵庫内の温度をチェックしましょう。
冷却機能や製氷機そのものに不具合が発生すると、氷ができなくなります。扉を頻繁に開閉して庫内の温度が上がっていることも考えられますが、そうでない場合は冷蔵庫を購入した店舗に相談してみましょう。
冷蔵庫の部品であるコンプレッサーやファンファンは24時間動いているので、その音が聞こえます。しかしいつも異常に音が大きい、聞き慣れない音(カタカタ・コンコンなど)がする場合は要注意。
部品の故障が疑われるので、放置せずすぐに対応しましょう。
冷蔵庫の中や外に水が溜まっている場合、排水ホース(ドレンホース)や受け皿(ドレンパン)のトラブルが考えられます。ホコリを取り除けば解決することもありますが、床の広い範囲まで水が漏れている場合は自力での対応が困難です。
修理もしくは買い替えの必要が出てくるので、早急に店舗に相談しましょう。
丁寧に扉を開閉し、こまめにメンテナンスを行えば冷蔵庫は長く使えます。しかし古いモデルを使い続けると下記のようなデメリットが生じます。
・電気代に差が出る
・部品がなく修理できなくなる
・家族が増えて容量が足りなくなる
それぞれ解説していきます。
環境省のデータによると、最新型の冷蔵庫は10年前の製品と比べて年間の電気代が4,740〜6,090円お得になるとのこと。消費電力も約37〜47%の省エネが期待できます。
冷蔵庫の部品保有期間は9年と定められています。そのため10年以上同じ冷蔵庫を続けると、故障した場合に修理ができません。もし部品が流通していたとしても、取り寄せに時間がかかり日常生活に支障をきたす可能性があります。
子どもが生まれた、親と同居することになったなどの理由で、冷蔵庫に入れる食料品が増えることもあります。その結果、今までの容量ではまかない切れなくなるでしょう。
寿命を迎えた古い冷蔵庫は、下記のような方法で処分しましょう。
・新しい冷蔵庫を購入する店舗に処分を依頼
・指定引取場所に持っていく
・リサイクルショップに売る
・買取業者に依頼する
それぞれ詳しく解説していきます。
多くの家電量販店や小売店では、古い冷蔵庫の引き取りに対応しています。そのため、新しい冷蔵庫を購入すると同時に処分を依頼することが基本。ただし、以前とは別の店舗に依頼すると手数料が生じる可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。
お住まいの自治体が提携している指定引取場所に冷蔵庫を持っていき、処分することもできます。大型の冷蔵庫は運搬が困難ですが、営業時間内であればその場で処分してくれます。なお、処分にはリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
5年落ち以内の冷蔵庫であれば、リサイクルショップに売ることも選択肢の一つ。受け取った現金は新しい冷蔵庫の購入資金になります。店舗によって査定額が異なるので、相見積もりをとってから売却先を決めるといいでしょう。
実店舗を持たず、回収や買取を専門としている業者もあります。リサイクルショップに比べて買取額が高い傾向なので、年式が新しめの冷蔵庫を売りたい方にはおすすめです。
弊社「家具・家電買取のカイトル」は、無料出張査定を行っています。査定額に満足いただけなかった場合のキャンセル料も無料なので、お気軽にご利用ください。
冷蔵庫の平均寿命は8〜12年が目安ですが、部品保有期間は9年なのでこれを目安に買い替えたいところ。もし何らかの異常が見られたら、店舗スタッフに相談し、修理か買い替えかを判断するといいでしょう。
その際、古い冷蔵庫の処分にお困りであれば家具家電買取の「カイトル」までご相談ください。即日現金買取・無料出張査定などに対応しているので、安心してご利用いただけます。
出張買取カイトルのお役立ちコラムです。冷蔵庫売りたいけどどうやって売るの?高く売るコツは?処分より売った方がお得?など、家具家電にまつわるお役立てできる情報を発信しています!
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